こんにちは、namiです。
今年最後の虫歯治療をしたので忘れないうちに記録します。
秋口の歯科検診で見つかった虫歯が2年前の写真を見ると少しずつエナメル質が溶かされていて評価はC2。3年間の通院後は歯ブラシ・フロス・ワンタフトと欠かさなかった習慣でも見つかった虫歯。恐らく…ちよこちょこ間食していたことと蜂蜜でしょう。そして加齢もあるのかと。
左の犬歯の歯茎の少し上に小さな穴が空いたう蝕、再石灰化は望めなくマイクロスコープを使用した精密治療をしました。麻酔…裏側から打つのが刺さってる感があって嫌なんですよね。直後に舌で触るとぷくっと膨らんでいてだんだん吸収されていく。
削ってみたら表面には分からないけれども、う蝕検知液で染め出すと上下に虫歯が広がっていました。「あか」「あお」と歯科医が言っていたらこの検知液のことです。ラバーダムと笑気ガス(←私はこれ必須)精密治療で虫歯除去後にコーパライト・MTAを塗ってレジンでボンディングして終了。
コーパライトはドッグベストセメント治療で使う象牙細管まで浸透殺菌する抗菌力が持続する薬です。担当歯科医によるとMTAセメント共に補綴物を接着を弱めてしまうらしく工夫した使い方が必要だそう。常に削った歯にコーパライト塗ればいいと私は思ってました(塗ると歯が茶色に着色してしまうそうです)。
さて、1回で終わるはずだったのだけれども…隣の第一小臼歯も虫歯が見つかってしまいました。検診でも分からない、削らないと発見できない小さな虫歯。ああ…。
過去にも一部レジンで治療している歯で、被せにするかインレーにするか悩んだのですが3回で終わるインレーセラミック(ガラス系)に。
1.虫歯治療→2.型取→3.セットのスケジュールで年内完了できるよう予約を入れました。
1回目の精密治療で思っていたよりは虫歯が進行していて…。ラバーダムと歯肉圧排をし、型取に合う形にインレーが割れたりしないくさび形にし上部はギリギリの1.5mmという厚さで歯を調整後、隣接した歯の小さいう蝕は横から削ることで歯の負担をかけないようにしてレジンで仕上げ。隣の歯が削っている場合でないとできないやり方です。
その後シリコン印象(型取)後に仮の詰め物をして2回目終了。ちなみに仮の詰め物は簡単に外せるよう保険治療と同じ素材だそうです。
セットの日は最低限の麻酔をし、できたセラミックを装着。ズレも隙間もなく完璧な仕上がりでした。今は職人さんではなく3Dの機械で作成するそうで、きちんと型取ができていれば正確な補綴物ができるそうです。
ここ数年でジルコニアセラミックが飛躍的に性能が向上したようで、ゴールドよりもおすすめだそうですよ。すごいですね。
もう本当に…歯のトラブルはこりごりです。